赤いズックを履いた オカッパ頭の君を
垣根の角からそっと眺めては溜め息一つ
この町でたった一人 赤いランドセルをした
クラスで人気者の学校委員に恋をした
帰り道は途中まで今日も同じだけれど 恥ずかしくてとても一緒には歩けないよ
いつもここでお別れ 駄菓子屋の角を曲がる 君の背中を見ては"バイバイまたね"と呟く
天気は晴れポカポカうたた寝 君は桜色のほっぺで
春の匂い届けた 僕は夢の中でドキドキ
今日の昼休み 誰もいない教室で
二人になれたら大好きなんだと言いたい
だけどそんなことは知らない君は校庭でかくれんぼに夢中
僕は一人待ちぼうけ
一人ぼっちでいると"次はかくれんぼに誘うから"
そう声をかけてくれたのは 僕の隣り席の仲良し
明日かくれんぼで最初に見つけにいくよ
二人になれたら大好きなんだと言いたい
そこかな ここかな あちこち探して見たけど
最後の鐘が鳴るまで見つけられなくて
放課後友達が泣きながら教えてくれた
何も言わないまま あの子は転校したんだ
校庭の隅で赤いハンカチを拾った
広げてみると 君と僕の相合傘
こないだうららたすと歌詞ほぼ思い出せなかった…(笑)